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『高円宮家所蔵 根付コレクション』


國學院大學博物館 特別展
『高円宮家所蔵 根付コレクション』。
 
高円宮様は根付の理解者、庇護者として
並ぶ者がありません。
 
彼のまとまったコレクションを目にするのは
『塩とたばこの博物館(2003年)』で見て以来14年ぶり。
 
根付。
 
根付とはただの小さな彫刻ではなく、
 
そこには、ヒューモア、風刺、
寓話といったエレメントが寄り添っているのです。
 
 
たとえば、わたくしの好きな
 銘『鹿角』という根付の場合。
 

鹿の角なんて日本の野山で
いくらでも手に入る素材です。

それを、鹿の角よりもはるかに高価な象牙で、
「鹿角をぶった切っただけ」を表現する。
 


この抜け感、この諧謔(かいぎゃく)が
根付を根付たらしめているのだと思います。
 
 

桃で作った 銘『鶉(うずら)/左一山(ひだりいちざん)』は、
クルミの種が鶉にしか見えなくなりました。
 
 
とても可笑しかったのは、
銘『楽茶碗高台図(夏雄)』という作品。
 


樂焼の御茶碗を裏返して、裏から見た姿を
饅頭根付に仕立てました。
 


茶碗の裏って、あほな。
こんなの説明されなきゃ分かりません。
 
発注者は茶を嗜む方だったのだろうか。
面白い方なのか、ひねくれ者だったのか。
 
そしてどんな来歴なのか。
興味津々です。
 
 
高円宮コレクションは一部を
東博で常設展示していますが、
 
これだけまとめて見れる機会はそうそうありません。
 
古今の粋、軽妙洒脱にふれるチャンス。
おすすめです。




國學院大學博物館 特別展 高円宮 根付コレクション
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美術館・博物館 | コメント( 3 ) | トラックバック( 0)

こんばんは。今日はありがとうございました。
さて、本来の「ういろう」は銀色の丸薬で、お菓子の「ういろう」は口直しの茶菓だったという話です。

ういろう
http://www.uirou.co.jp/
歌舞伎の外郎売は小田原の「ういろう」で市川團十郎の病気が治ったということで創作されたそうです。

[ じゅりあん・ぷち ] 2017/06/10 23:25:37 [ 削除 ] [ 通報 ]

もひとつ。
田舎の神社の話をしました。
社伝によると欽明天皇11年(550年)に勧請されたということで。
御祭神は、日本武命と大己貴命の二柱。
とにかく古い村なんですよね。

[ じゅりあん・ぷち ] 2017/06/10 23:39:53 [ 削除 ] [ 通報 ]

じゅりあん・ぷち さま
団十郎ですか。ういろうの件は「へぇー」の連続です。そんなこととは知りませんでした。

それよりも! 
ご地元の神社は欽明天皇が勧請して、ヤマトタケルとオオクニヌシ(オオナムチ)の二柱とは驚きました。伝統あるなあ。

[ Master Rocca ] 2017/06/13 22:24:37 [ 削除 ] [ 通報 ]

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