途夢風情感

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新ブログ・イメージ(画像)の細部/3

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新ブログ・イメージ(画像)の細部/3

全国の書店でも発売されている『自由が丘オフィシャルガイドブック 2010-2011』については改めて語るとし、ここでは、一緒に写っているソニー・クラーク(p)の『COOL STRUTTIN'(クール・ストラッティン)』(1958)について触れたい。

31年半の短命だった黒人ピアニスト、ソニー・クラーク(Sonny Clark/1931〜63)は私のようなモダン・ジャズ好きには特別な存在だ(日本における人気に比べて本国アメリカでは過小評価に甘んじているのだが)。
プロのキャリアの大半は西海岸(ウエスト・コースト)で活動。1957年にNYに移り、名門ブルーノートと契約してから、数多くのレコーディングに起用された。麻薬で身を滅ぼすまでの数年の間に、数々の名盤の録音でサイドメンを務めているし、自身のリーダー作も秀作揃い。
ソニー・クラークのピアノは良く「歌う」と形容される。ファンキーでありながら黒人特有の土臭さが淡く、洗練されている。
そう、正しく、日本特有のジャズ文化であるジャズ喫茶全盛期にリクエストNo.1であったレコード、『クール・ストラッティン』のジャケット写真そのままに。
何度耳にしても、何度目にしても、イカシているアルバム。
メンバーは、ソニー・クラーク(p)をリーダーに、アート・ファーマー(tp)、ジャッキー・マクリーン(as)、ポール・チェンバース(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)の名手5人。
ファンキーな香りの中のマイナー調のイカすメロディ。寛ぎのテンポ。それに被さるフロント2管の「歌」。モダン・ジャズの旨味が詰まった一枚。ソニー・クラークは演奏だけでなく、作曲家としての才能も光っている。
この「ブルーノート1588番」を聴く度に「香り」も感じるジャズ好きは私だけではあるまい。
モダン・ジャズそのものの香と、ジャズ喫茶(及びコーヒー)の香。
ジャケットの「COOL STRUTTIN'」と「SONNY CLARK」の文字が躍っている辺りのセンス(デザインはリード・マイルス)。
そして、この脚線美ジャケット写真(撮影はフランシス・ウルフ)。
私のようにレコード・プレイヤーを持っていなくても、LPサイズで眺めたくなるジャケット。
アルバム・タイトル曲を聴くと、どんな女性でも「イカす歩き方」をしてみたくなると思う。

ビル・エヴァンス(p)・トリオ(ウッドベースはスコット・ラファロ)の『ワルツ・フォー・デビー』(1961)を聴いて、「ジャズってイイ」と思う女性は多いと思うけれども、何枚目かには、ソニー・クラーク(p)がリーダーのこの『クール・ストラッティン』も是非聴いてみて欲しい。


自由が丘と音楽文化
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途夢b待人
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“女神の街”に80年代初から心寄せ続ける男の、「WJJ」(WINE,JAZZ,&自由が丘)興趣の随想録。
明日(次代)の風情&情感+感応(眩耀)に期して。
[2007.2.20-2011.5.17]
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