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『ダリ展』


六本木国立新美術館の『ダリ展』。
 
サルバトール・ダリは
20世紀初頭に生まれた芸術家。
 
時間から浮き上がっているかのような
彼の作品は、
 
鑑賞者の心をある時は不安に、
またある時には静寂へと誘います。
 
作品ごとにキャンバスの
目の詰まり方が違ったり、
 
また板や厚紙など
色々なものに描いているのが面白かった。
 
滑らかで硬い素材に
絵の具を走らせる場合と、
 
糸目がはっきりわかるくらい
目の粗いキャンバスに色をのせる時では、
 
彼の表現自体も変わってくるのではないでしょうか。
 

 
16、17歳の作品にすでに
ダリらしさがあるのには本当に驚きました。
 
ダリは、たくさんのアーティストのモチーフを
自らの作品に取り込んでいます。
 
他者の作品に詳しくないと
オマージュもできないので、
 
相当な芸術オタクだったのではと空想しています。
 
 
この展覧会でもっともインパクトのあったのは、
第7章「原子力の時代」。
 


大作『ポルト・リガトの聖母』は圧巻です。
絵の前から動けなくなりそうでした。
 
見てよかった。素直にそう思います。
 
 
美術館に行くと最近、
 
「原子力」、「ヒトラー」、「ナチス」、
そういったワードを目にすることが多くなりました。
 
気のせいかとも考えたのですが、
どうやらそうでもないようです。
 
戦争に明け暮れた20世紀から、
混沌の淵にある21世紀。
 
世界秩序が大きく変わろうとしています。
 
いま、さまざまな分野で
20世紀の検証総括が行われているのは、
 
或いは20世紀が歴史になり始めているから
なのかも知れません。
 
 
『ダリ展』には夥しい数の
デザイン画も展示されています。
 
舞台芸術や服飾に
ご興味の方も楽しめると思う。


ダリ展 六本木 国立新美術館
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