途夢風情感

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桜と枯葉 〜遥か経ても未だ〜

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桜と枯葉 〜遥か経ても未だ〜
桜と枯葉 〜遥か経ても未だ〜
桜と枯葉 〜遥か経ても未だ〜
5日はまた仕事(取材&原稿書き)に終始した一日だった。
取材先近くの商店街をうろついていたら、ワインに力を入れている酒屋があったので立ち寄ったのだが、ワインは購入せず、有機栽培の天津甘栗(気密性容器ニ袋に分けて300g)と「こわれせんべい」(一袋200g程)を購入した(共にお値打ち価格だった)。
お煎餅は、岩手県の南部煎餅2種。
両親共に岩手県で生まれ育っているので、北海道育ちの私も(岩手の祖父母や親戚から送られてくる)南部煎餅は親しいおやつだった。
思えば、東京で一人暮らしを始めてから殆ど口にしていなかったかもしれない(大学の前半2年程は、父母からの段ボール箱入りの小包に頻繁に入っていたような記憶がある)。
帰宅は零時近くだったのだが、天津甘栗数個と共に、お茶請けに何枚か口にしてしまった(このところ、顔の輪郭も体型もオヤジ化が顕著なので、深夜に食べるのは控えるべきなのだが)。
南部煎餅を食べていると、岩手には思い入れがさほど深くないから、高校卒業まで過ごした北海道での日々のことをどうしても思い出してしまう。
久々に口にする南部煎餅はとても懐かしい味わいだった。

お茶は、いつものように、『ルピシア』のもの。
お正月に購入した福袋の中から選んだのは、「オーガニック ルイボスティー・グリーン」(無発酵のルイボスの「緑茶」で、こちらも有機)。


1枚目の写真は、先月下旬に届けられた『ルピシア』の「ルピシアだより」3月号とサンプル・ティー2種。
「ルピシアだより」は丸ごと「桜」の感。季節限定の桜のお茶各種(紅茶・緑茶・焙じ茶)が紹介されていて、その色鮮やかなパッケージを見ているだけでも華やぐ。桜の葉だけでなく花びら入りのものも。それから、牛乳を加えて作る「抹茶・オ・レ」(抹茶粉末)なんてのも(風味は、プレーン、きなこ、いちご、キャラメル)。

そんな中、来月上旬のお花見のお誘いを早くも受ける。
昨年、その会に初めて参加させてもらったら、とても楽しく、私の持参したワインも好評だった。
「喜んで、是非!」と言いたいところだが、薬漬けで、病気を抱えている身。
1ヶ月後のことが予測出来ない。
返信メールの期限がまだ先なので、暫く様子をみようと思う。


2枚目の写真は、昨夜、南部煎餅や天津甘栗をお茶と共に口にしながら、聴いていたジャズ・アルバム。アルトサックスのキャノンボール・アダレイによる『SOMETHIN' ELSE』(契約上の問題からリーダー名義ではないが、実質的なリーダーはトランペットのマイルス・デイヴィス)。
名門レーベル「BLUE NOTE」の1595番(1500番台は、このブログのイメージ写真にも使っている1588番『COOL STRUTTIN'』を含め、全て買い揃えたい程の価値がある)。
「ブルーノート」だけではなく、ジャズ史上の不朽の名盤。
その誉れを決定づけたのは、1曲目の“AUTUMN LEAVES(枯葉)”。
シャンソンの名曲を斬新に解釈したこの11分弱の名演は、ジャズ聴き始めの頃から数え切れない程に繰り返し聴いてきたが、何度聴いても新鮮な感慨がある。
マイルスのクールなミュート・トランペットに、いつもはファンキーなキャノンボール・アダレイのアルトサックスも繊細に絡む。ピアノのハンク・ジョーンズ、ウッベースのサム・ジョーンズ、ドラムスのアート・ブレイキー、皆素晴らしい。美しい。
ジャズ初心者は、(オムニバス盤でも良いから)この11分弱の“AUTUNN LEAVES”から聴き込んでみると良い(実は、アルバム・タイトル曲の“SOMETHIN' ELSE”も相当にイカしているのだけど)。
桜の季節に向かう時期に
「枯葉」の話をするのも何だけど、この名盤が名エンジニアのルディ・ヴァン・ゲルダーの許、録音されたのは1958年3月9日のこと(53年経ても全く色褪せないモダン・ジャズの素晴らしさ!)。
そして、実のところ、私には満開の桜を眺める度に、命を燃焼し、枯らしていった人々のことを思う節がある。そして、己れの生とも謐かに向き合う。桜の花びらが舞い落ちる風情に想うことは年々多くなる(若い方達にはわかり難いかもしれないが、ある程度齢を重ねた方なら頷いてもらえる感慨なのではないか)。
お花見の場にいても、マイルス・デイヴィスのミュート・トランペットの音色を(心の中で)聴くことがあるのだ。

ジャケット・デザインも素晴らしいこの名盤をCDで購入したのは何度になろう(というのも、ジャズ初心者に出遭うとプレゼントしてしまうことの多い作品なのである)。
今持っているこのCDは、自由が丘デパート2階にあった中古ディスク店『ディスク・ワールド』で購入したものだ。
「ジャズってカッコイイですよね」なんて軽く口にする青年とは多々出遭うのだけど、「知りたい」、「究めたい」と大人達に目を輝かせる次代の姿はとんと見かけなくなった。
「刺激」を得たところで「情報」として処理して、解したつもりになり、「お次は何だ?」と欲してしまう浅薄な時代故か。
まだ当分は、このCDは手元に残り続けるようだ。



○付記
3枚目の写真として、「BLUE NOTE」のレコード(LP)を加えておく(数年前、WJJ仲間のI氏宅で撮影)。
これがターンテーブルの上を廻っている様を眺めるのも、ジャズ好きの悦楽。


『ルピシア』の紅茶
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途夢b待人
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“女神の街”に80年代初から心寄せ続ける男の、「WJJ」(WINE,JAZZ,&自由が丘)興趣の随想録。
明日(次代)の風情&情感+感応(眩耀)に期して。
[2007.2.20-2011.5.17]
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